
味の代表には、甘さと酸味があります。「酸味」は強すぎると酸っぱくピリピリした感じになってしまうし、足りないとしまりのない感じがし、ともに好ましくありません。その他に渋味・苦味・旨味などで、「味」を表わします。味は、口の中に含んで、舌の上で感じられる味だけではなく、そのときに広がる香りも味わってください。口の中に広がる香りは、鼻から感じたものをもう一度確かめるようにします。そして、これらに「コク・バランス・後味」をプラスして、ワインを味わうことになります。これらのバランスのよいものが、おいしいワインといえます。
■味の代表的な要素
| 甘口 |
ぶどうの持つ甘みをワインに残したもの。ワインの甘みは単に糖分の量だけで決まるものではなく、酸味とのバランスによって感じ方が異なります。 |
| 辛口 |
ワインの場合、辛口とは「甘さが控えめ」「甘さがほとんどない」という意味に使われ、香辛料の辛さとは違います。 |
| 酸味 |
ぶどうの果実には、主に酒石酸とりんご酸が含まれており、これらがもたらす酸味はワインに「さわやかさ」や「引き締まり」を与え、味わいに欠かせない要素です。 |
| コク |
ボディという言葉でよく表現され「ワインの厚み・ふくらみ」を意味します。ボディは軽いものからコクのあるものまで順に、ライトボディ、ミディアムボディ、フルボディと表現されています。 |
| アロマ |
ぶどうの果実に由来する香りのこと。 |
| ブーケ |
発酵、熟成から生まれる香りのこと。 |
| フレーバー |
香りと味が口の中で、一体になった風味をいいます。 |
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